人事総務は、
決して事務的・機械的な仕事ではない。

マザックでは本社の人事総務部門の他に、各製作所がそれぞれ人事総務機能を持ち、人事労務、総務、工場内の安全・衛生面、管財業務などを管理しています。私はいなべ製作所の人事総務として、社員の給与計算や社会保険・税金関係の手続き、食堂やユニフォームの管理、単身赴任者向けアパートや独身寮の管理といった福利厚生に関する業務を担当しています。また法律上、工場には衛生面の管理をおこなう有資格者の配置が義務付けられているため、衛生管理者も兼務。安全・衛生面について工場内をチェックするほか、現場からの意見を参考に改善をおこなう安全業務も担っています。
実は入社当初、人事総務部への配属は全く予想していませんでした。そのため、実際に仕事をして感じたのが、想像以上に責任が重く、重要な役割を果たしているということ。決して機械的に捌いていく仕事ではなく、あらゆる場面で判断を下していかなければなりません。その中には法改正への対応や企業コンプライアンスに関わる案件なども含まれるため、知識はもちろん、正確性やスピードも求められます。工作機械メーカーとして優れた製品を作ることは大事なミッションですが、その前提として組織を正常に機能させるためには人事総務部をはじめ、間接部門の重要性を実感しました。

一歩ずつ着実に成長を重ね、
誰からも信頼される人材になりたい。

人事総務として幅広い分野の業務に関わっていると、仕事を進めていく中でわからないこと、疑問に思うことが必ず出てくるものです。そんな時こそ、一度にすべてのことを解決しようとせず一つずつ疑問をクリアしていくようにしています。そして、その経験を知識に変えていくことも大切。目の前にある疑問を学びのチャンスだと考えられるかどうかが重要であり、そう考えられる方は人事総務の仕事に対する適性があるといえるかもしれません。
私自身、何もわからないところからスタートしましたが、今までの経験を糧にしながら徐々に成長も実感しています。また、以前は本社の人事総務に所属していましたが、社員数が多いこともあり作業の多くを分担していました。その点、いなべ製作所では関わる仕事の幅が広がるとともに、自分で判断して仕事を進めていく場面が増えました。そうした環境も、新しい知識を吸収するチャンスという意味でやりがいに感じています。
人事労務規定や法律に関すること、生産に関する知識など、まだまだ実力不足ですが、少しでも社員の力になれるよう今後も努力を続けていきます。一つひとつ経験を重ねながら着実に成長し、周囲から信頼を寄せられる人材になること。それが今の私の目標です。

○とある1日のスケジュールを表記しています。職務やプライベートの状況に合わせノー残業デーやフレックスタイム制度を活用しています。

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