About mazak

マザックについて

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「マザーマシン」と呼ばれ、世界のモノづくり産業の基盤を支える工作機械。私たちヤマザキマザックは、工作機械のグローバルリーディングカンパニーです。マザックに関するキーワードとともに、マザックという会社をご紹介します。

Philosophy 企業理念

マザックは、お客さま、社員、国際社会に貢献するために存在します。

  • お客さまへの貢献

    マザックは、マザーマシンを通して、
    世界中のお客さまのモノづくりに貢献します。

  • 社員への貢献

    マザックは、働きがいのある職場を通して、
    社員とその家族の幸福に貢献します。

  • 国際社会への貢献

    マザックは、誠実で責任のある企業活動を通して
    成長し、国際社会に貢献します。

Slogan スローガン

Together-Success

マザックに関わるすべての人々が
共にお互いを高め合い、成功しよう

顧客は単なる販売先ではない。共に発展していくパートナー。
社員は単なる労働者ではない。共に成長していくパートナー。
サプライヤーは単なる取引先ではない。製品を共創するパートナー。
代理店は単なる販社ではない、共にお客さまの発展を支えるパートナー。

私たちは、マザックに関わるすべての人々と共に高め合い、共に成功することを目指しています。
TogetherーSuccessを実現することで、世界中のモノづくりをより良くしていけると信じています。

Features マザックの特長

  • グローバル

    日系企業としては異例と言われるほど、いち早く海外進出を進めてきたマザック。
    現在では、海外売上比率が80%を超えています。国内外に80ヵ所以上の販売・サポート拠点と11ヵ所の製造拠点を有し、世界中のお客さまに的確なサポートを提供し、現地の声を製品開発に生かしています。
    また、マザックは海外展開の歴史が長く、米国の製造拠点は2024年に50周年を迎えました。グローバル企業として現地に根ざし、長年にわたりお客さまを支え続けてきたことが、現在のマザックの発展につながっています。

  • 総合力

    マザックはあらゆる製造業のニーズに応えるために、さまざまな工作機械を開発してきました。お客さまの期待に応え続けた結果、現在では300種類を超える製品をラインナップしています。幅広い製品群を生かし、お客さまの多種多様なニーズに応えることができることは、マザックの大きな強みのひとつです。
    そして私たちは、ただ機械をつくって売るだけではありません。開発・製造・販売にとどまらず、その後のアフターサービスにも力を入れています。「売って終わり」ではなく、「その先もずっと寄り添う」。マザックは、お客さまにとっての“生涯のパートナー”であることを大切にしています。導入前も導入後も、お客さまを支え続けるトータルサポート体制。それも、私たちの誇りです。

  • 開発力

    マザックはお客さまの課題を解決すべく、お客さまの声に耳を傾け、寄り添いながら製品開発を進めてきました。その積み重ねにより、多数の世界初・業界初となる製品を生み出してきました。中でも、業界初の対話型CNC装置「MAZATROL」や、世界初の複合加工機「INTEGREX」は、業界の代名詞と言えるほど世界中のモノづくりの現場で生産性の向上に貢献しています。

  • 非上場

    すべてはお客さまのために。創業以来、非上場経営を貫くマザック。非上場会社は株価や株主の意向に左右されることなく、長期的な視点で市場のニーズやお客さまの想いに真摯に向き合い、それに応えるために思い切った戦略を展開できます。「景気の山谷の落差が大きい工作機械産業には株式上場は向かない」これは、長い歴史を重ねてきた私たちの経営に対する考え方です。

Worth マザーマシンの価値

  • 工作機械の役割

    工作機械とは、金属や非金属の材料を、削ったり、切ったり、穴をあけたり、磨いたりする切削・研削・研磨などの加工をする機械のこと。工作機械によってつくられた金型や部品は、さまざまな産業で活用され、さまざまな製品となり、人々の暮らしを支えています。
    機械をつくるための機械であることから“マザーマシン”とも呼ばれる工作機械。あらゆる部品・金型の製造を支えることで、産業の発展に貢献し、モノづくりの精度を左右する工作機械は、数ある機械の中でも、最も重要な存在と位置付けられています。

  • マザーマシンが
    生み出すモノ

    工作機械が活躍しているのは、世界中のあらゆるモノづくりの現場です。自動車産業や、時計を作る精密機器産業、ジェットエンジンを作る航空機産業や人工衛星を作る宇宙産業にも工作機械が使われています。「工作機械を知らない」「見たことがない」という方の身の周りにも、工作機械によってつくられたモノはたくさんあるのです。どんな製品にも「最初のカタチをつくる」機械があり、それが工作機械なのです。

  • 多様な工作機械

    「工作機械」と一括りに呼ばれていますが、実は、多種多様な機種が存在します。その中には、「CNC旋盤」「マシニングセンタ」「複合加工機」といった、汎用性が高く、さまざまな部品を生み出せる機種もあれば、「レーザ加工機」「研削盤」「歯切り盤」「放電加工機」のように、特定の加工に特化した機種もあります。マザックは、工作機械の総合メーカーとしてCNC旋盤・マシニングセンタ・複合加工機といった汎用性の高い機種から、レーザ加工機のような特定の加工に特化した機種まで幅広いラインナップを取りそろえ、世界中のさまざまな産業のお客さまにご使用いただいています。

  • 工作機械産業における
    日本

    日本の技術力は世界トップレベルであり、世界各国の工作機械メーカーと競い合いながら、その技術力を高め続けています。
    日本製の高品質な工作機械は、世界中から高く評価されており、マザックは国内5ヵ所、海外6ヵ所の生産拠点を構え、お客さまのニーズに応えています。

  • 母性原理

    モノづくりの世界には、“母性原理”という言葉があります。これは、「加工された部品の精度は、それを加工した工作機械(マザーマシン)の精度を超えることはない」という原理です。精度の高い製品をつくるためには、それを加工するための工作機械自体が非常に高い精度を持っていなければならないということ。つまり、マザックの工作機械が高精度、高品質な部品を生み出すことができれば、最終製品の精度、品質が向上するということです。

History & Future 挑戦と革新の歴史
モノづくりの未来

1919-1980

山崎 定吉(創業者)
1935年(昭和10年)|当時の組立工場
1968年(昭和43年)|
NYに現地法人を設立
工作機械の製造にチャレンジし、
日本初の対米輸出を果たす。

マザックのスタートは1919年。創業者・山崎定吉による「製畳機械」の製造から始まり、1927年に「旋盤」「フライス盤」などの工作機械の製造を開始します。そして1946年からは中興の祖である山崎照幸が家業に就き、定吉を助けるようになりました。
戦後10年ほどは欧米製工作機械のオーバーホールを行うことで技術を蓄積し、1959年に「高速精密旋盤」の生産を開始。それが爆発的なヒットとなりました。

また、マザックは業界に先駆けて世界に目を向け、1962年には海外市場に進出。そして翌1963年、日本企業として初めて工作機械の対米輸出に成功。さらに1974年には、米国グレーター・シンシナティ工場の稼動を開始しました。

1971年(昭和46年)|
わが国初の旋盤組み立て用コンベアライン

1980-2000

1981年(昭和56年)|大口FMF工場
1981年|
Quick Turn
いち早くグローバルな生産体制を確立。
世界初の製品開発に挑む。

米国工場を皮切りに、英国・シンガポール・中国と海外にも複数の生産拠点を展開し、グローバルな生産体制を確立。1981年には、誰でも簡単に加工プログラムが作成できる世界初の「対話型CNC装置(MAZATROL)」を搭載した旋盤を開発しました。

しかし、CNC装置の自社開発は簡単なものではありません。あらゆる装置メーカーと共同開発を模索し、「誰でも買えて、誰でも使える旋盤」をめざして議論と試作を重ねて開発にこぎつけました。対話型CNC装置を搭載した旋盤(Quick Turn)は発売と同時に業界で大きな反響を呼び、約3ヵ月でおよそ1000台の受注を獲得。当時のマザックの旋盤生産台数は月産50台程度であったため、一挙に約2年分の受注を得たことになります。

2000-2017

1998年(平成10年)|大口サイバーファクトリー
1台で生産工程のすべてを完結させる、“夢の工作機械”の実現へ。

1997年、マザックは「旋盤」と「マシニングセンタ」の機能を1台に集約した、世界初のB軸機能搭載「複合加工機(INTEGREX)」を開発しました。しかし、当初はその画期的なコンセプトがユーザに十分理解されず、販売面では苦戦を強いられることになります。それでも一つひとつの課題を乗り越え、ユーザに対する機械コンセプトの浸透に努めた結果、現在の「複合加工機の代名詞」としての地位を不動のものとしています。

さらにマザックは、複合加工機を更に進化させた「ハイブリッド複合加工機」の開発にも着手。切削機能に加え、3D積層造形や摩擦撹拌接合の要素を取り入れ、1台で生産工程のすべてを完結させる夢の工作機械を実現させるべく開発に取り組みます。「常識を捨て、次に新しい常識を生め。」この言葉は、常に新しいアイデアを具現化してきたマザックの製品開発の思想です。

1997年|INTEGREX 200Y
Mazak初の金属AM搭載機 INTEGREXi-400AM

2017-2023

高生産性と
環境負荷低減技術を
両立させた
高性能工作機械
NEOシリーズ
FSW(摩擦攪拌接合)技術により
EV化関連部品の生産性を大きく向上
革新の歩みは止めない。
次世代の工作機械を
作るために。

次世代工場をコンセプトとした「Mazak iSMART Factory™」を全世界工場に展開し、2017年にスマートファクトリーを本社に完成させ、全世界へと展開。IoT技術を活用したスマートファクトリーでは、工場内すべての生産活動をデジタルデータ化。生産の最適化や効率化を図りたいといった声から生まれました。

マザックの技術革新はとどまることなく進化を続けています。次世代の技術として注目を高めるAI技術を活用し、AIで振動を抑制し、なめらかな加工面と高生産性を実現する「Smooth Ai Spindle」を2018年に完成させます。また、2021年、お客さまを支援するためのWEBサービス「Mazak iCONNECT™」をリリース。

さらには、省エネ機能の搭載や、電気自動車向けの工作機械の開発を通じて、環境負荷の低減に配慮した製品づくりにも取り組んでいます。 次世代の技術、機能、機械を積極的に開発し続けるマザックの姿勢は、創業時から変わっていません。

2025

次の100年も、
私たちの挑戦は終わらない
モノづくりの変革を
成し遂げるために。

マザックはモノづくりの変革を成し遂げるため、挑戦を続けています。
2024年度に高機能複合素材「ミネラルキャスト」を採用した工作機械の量産に着手しました。ミネラルキャストは鉱石とエポキシ樹脂で結合させた複合素材で、高い振動減衰性能や熱安定性を有し、工作機械の高能率化・高精度化に貢献することが期待されています。加えて、製造工程における二酸化炭素排出量を大幅に削減でき、安全でクリーンな製造環境が可能になるなど、環境面でも優れた素材です。
また、マザックでは1台の機械にさまざまな機能を集約する、「ハイブリッドマルチタスキングマシン」の開発も進めています。金属を削る「切削加工機」に、金属をつなぐ「接合機能」を融合した工作機械を市場に投入し、世界中のモノづくりの現場で、従来では成しえなかった部品製造の手法を実現しています。

マザックは工作機械のリーディングカンパニーとして、世界中のモノづくりの現場を支えてきました。工作機械の進化は、モノづくりの進化につながっていきます。
だからこそ、私たちの挑戦が終わることはありません。マザックは工作機械を通じて、あらゆる産業に価値を提供し続けることで、国際社会の発展に貢献します。