Works & Jobs

機械設計

  • #新卒採用
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本社/大口製作所
商品開発 機械設計部門

橋本 裕一Hashimoto Yuichi

2019年入社

理工学研究科 卒

Career

主なキャリア

  • 2018

    機械システム工学を専攻。アルバイト先の工場でヤマザキマザックの工作機械と出会う。

  • 2019

    入社後、商品開発 機械設計部門に配属。旋削主軸の設計、評価を担当。

  • 2020

    主力機種の旋盤の旋削主軸を設計、評価を担当。

  • 2021

    立旋盤向け新規構造ユニットの性能評価に携わる。

  • 2022

    旋盤向け特注旋削主軸を設計、評価を担当。

  • 2023

    新型旋盤の旋削主軸を設計。アメリカにて4ヶ月間、試作機の組立立ち会い、評価を行う。

作機械はモノづくりの原点。
学生時代に興味を抱き、
念願の機械製造の世界へ。

Q.入社を決めた理由について

大学生の頃は、大学で機械システム工学について学びながら、工場でのアルバイトもしていました。工場で担当していたのは、NC(数値制御)オペレータ。工作機械に取り付け、加工し、できあがった製品を検査するというものでした。さまざまな会社の機械が並ぶ中、1社の機械だけが24時間ロボット付きで稼働していたのですが、それがヤマザキマザックの工作機械だったんです。このことがきっかけとなり会社を調べていくと、機械の自動化や海外展開に力を入れていることが分かり、将来性を感じて入社を決めました。

Q.現在の仕事内容

旋盤に搭載する旋削主軸の設計を担当しています。旋削主軸は製品を加工するためになくてはならないもので、旋削主軸の構想設計から詳細設計、組立の立ち会い、評価までを一貫して行っています。専門的な知識が必要となるので、測定機材についての機械評価を任されることもあります。今はアメリカで展開しているシリーズに搭載する旋削主軸をメインで担当しています。海外出張もあり、学ぶことが多い日々が続いていますね。現地で得られた試作機のデータを基に、より使いやすい機械を目指して、設計と評価を繰り返しています。

計、組み立て、評価。
一貫して取り組める環境が、
ヤマザキマザックにはある。

Q.仕事のおもしろさ、やりがいについて

やはり、設計から組立の立ち会い、評価までを一貫してできることに仕事のおもしろさを感じますね。私の設計した機械が実際に形として仕上がり、想定通りに動作したときの達成感は何物にも代えがたいです。図面と向き合うだけの仕事ではなく、仲間と連携し、現場の声を汲み取ることが求められます。工作機械はBtoCの製品とは違い、普段の生活の中で見ることはできませんが、すべての産業を支えている“縁の下の力持ち”であることが、仕事のやりがいにつながっています。

Q.成長を感じたエピソードについて

2023年に、4ヶ月間のアメリカ出張に行ったときのことです。入社してから初めて旋削主軸の新規設計を担当することになり、私も現地で組立と評価を行いました。無事に組立が終わり、評価の段階に移行した際、設計ミスによる不具合が発覚。なぜ設計ミスをしたのかと自己嫌悪に陥っていたところ、上司から「ミスをした理由よりも、どうすれば直るかを考るべき」とアドバイスを受けました。自分のミスに執着するのではなく、自分に何ができるのか、お客さまが求めるものに応えるためにはどうすればいいかを前向きに考えるようになりました。

外出張が成長のきっかけに。
設計都合の設計ではなく、
お客さま都合の設計をする。

Q.あなたが思うMazakの魅力

ヤマザキマザックには、人を信じて任せるという環境があると思います。実際、入社4年目でも新規設計に携わることができ、海外出張まで任せてもらえました。大変なことや不安なこともありますが、日々の成長を実感しています。また、これは個人的な好みかもしれませんが、機械の外観やユニフォームがかっこいいですね。自分が作るモノ、身につけるモノが好みに合っていることは大切だと思います。仕事に対するモチベーションになりますし、自信を持って働けるようになると思っています。

Q.今後Mazakで挑戦したいこと

アメリカ出張で学んだのは、“設計都合の設計ではなく、お客さま都合の設計にする”ということです。コストや構造の仕様ばかりに目を向けるのではなく、お客さまが使いやすい機械になっているかが重要と再認識するきっかけになりました。そのためにも、自身の専門知識の向上はもちろん、これからは他部署との連携も強めていきたいと考えています。機械全体の設計にも携わり、視野を広げていきたいですね。まだまだ周りの方のサポートが必要ですが、一歩一歩成長していくことが、お客さま都合の設計につながっていくと感じています。

One day scedule

ある1日のスケジュール

  • 09:00

    出勤し、メールのチェックと今日のタスクを確認。

  • 10:00

    旋削主軸の構造検討、計画を行う。

  • 12:00

    社内食堂で昼食。

  • 13:00

    旋削主軸の合成や冷却能力の計算を行う。

  • 15:00

    主軸の構造について、有識者とデザインレビューを行う。

  • 16:30

    会議の内容をまとめ、記事録を作成。今後の課題を洗い出す。

  • 18:00

    機械の評価に使用する機材の準備を行う。

  • 20:00

    明日の予定を確認し、退勤。

Off shot

オフの日の過ごし方

夏はバイクや登山、冬はスキーに行くのが、ここ最近の休日の過ごし方です。バイクや登山は社会人になってから始めたもので、バイクでは北海道や九州を一周しています。スキーは大学の頃に始めて以来、滑走する楽しさや上達していく達成感で今も続けています。

※内容は取材当時のものです。