営業の第一歩は、
人として認められること。

マザックでは、国内外のすべてのお客様に対して迅速なセールスおよびサービス活動をおこなうための拠点としてテクニカルセンタを構えています。特徴は、エリアによって営業手法や推奨機種などが異なる点。たとえば私が所属する営業所は、洋食器を筆頭に昔からモノづくりが盛んな地域に拠点を構えています。そうした背景から、技術展をはじめとするイベントが多く、製品拡販をおこなう上で重要な提案活動の場となっています。
私は営業メンバーの一員として、見込み客・取引先への訪問営業、展示会等のイベントでのアテンド、見積り作成、アフターフォロー業務などを担当しています。営業活動がメイン業務ですが、その際に意識しているのが「背伸びをしないこと」「人として認めてもらうこと」です。マザックでは250種類を超える機械を扱っており、仕様もさまざまです。その場しのぎの「大丈夫です」は、かえってお客様に迷惑をかけてしまう恐れがあるため、わからないことはいったん持ち帰ってから回答しています。もちろん、それは若手だからこそ許される特権。理想とするのは、どんな質問にも自信を持って答えられる営業です。そのためにも、今は人としての魅力を磨く時。お客様と信頼関係を築くため、常に相手目線に立って寄り添うことを心がけています。

たったひとつの成功体験が、
驚くほど人を成長させる。

営業経験の浅い若手にとっては、ひとつの受注が大きな自信や成長へとつながるきっかけになることも少なくありません。私自身も、それを実感した一人。今でもはっきりと覚えていますが、現在の営業所に移ってから引き継いだお客様への提案活動で、近年他社に傾いていた流れを絶ち、横形マシニングセンタの受注を獲得したことです。マザックの工作機械に魅力を感じていただいたことはもちろんですが、何より嬉しかったのは「頑張ってPRしてくれる姿や、フットワークが軽く、いろんな要望に応えてくれる気持ちが嬉しかった。松野君だから購入したんだよ」という言葉です。それまで営業として意識し続けてきた“人としての魅力”を認められたと感じた瞬間でした。
マザックの営業は、裁量を持って仕事に取り組めるだけでなく、若手でも経営者層の方々と直接話せる機会が多くあります。これは、工作機械メーカーとしてモノづくりの原点に位置するマザックならではの醍醐味だと思います。また、海外進出にも積極的なグローバル企業なので「いずれは海外へ挑戦したい」という思いを夢ではなく現実的な目標として描ける点も魅力のひとつ。まずは、自分が今置かれている状況の中でしっかりと結果を残すこと。その上で胸を張って次のステップに進みたいと思っています。

○とある1日のスケジュールを表記しています。職務やプライベートの状況に合わせ週1日のノー残業デーを活用しています。

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