全社横断のマーケティングを加速し、
潜在的な商機と市場のニーズを掴む。

現在、お客様のニーズが多様化していることにより、企業のマーケティング活動はもはや1つの課レベルではなく、部署を横断した全社的な規模でおこなう必要があります。そのため販売支援部門では、さまざまな部署のマーケティング活動のサポートを国内外に向けておこなっています。私が所属する部門では具体的に、当社のホームページの制作、製品価格のシステムへの登録や修正作業、プレゼン資料の作成、販促資料の取りまとめ、マーケティング活動の企画と提案、そして全世界から寄せられる受注や失注に関する各種情報の集計・分析・配信など、幅広い仕事をしています。
その中で私が担当している業務は、95%以上が国内向けのマーケティングサポート。とりわけ注力しているのが「国内での展示会マーケティング」と「国内営業が使用する業務システムの刷新検討」です。前者については、東京ビッグサイトで6日間、延べ15万人の来場者が訪れた展示会「JIMTOF」が代表的な例。大規模な展示会への出展を通して、営業社員が把握しきれない潜在顧客を探す目的があります。一方、後者では最新のデジタル技術を活用した利便性向上、業務効率化を目的とした新システムの導入検討に携わっています。顧客・商談活動の情報を束ねるこのシステムは、営業所から全社単位までを網羅する営業戦略の基礎になり、また、商談の成否の情報を集約することで新製品開発要望のベースとしての活用が可能であり、今後、更に重要な役割を担うと考えています。

自分の中の「軸=信念」を持って、
目の前のミッションを成功へと導く。

仕事を進める上で大切にしているのは、自分の中で“軸”を持つことです。何のために、誰のために仕事をしているのかー。言い換えるなら信念です。そんな私にとっての軸は“国内営業が本当に求めることを支援する”です。国内営業が市場におけるシェアを伸ばしつつ、一方で業務の負担を如何に減らせるか、過去の国内営業の経験を活かして自分にできることを考え、実行しています。
そのひとつが、意思統一です。国内の営業所は基本的に5人前後の規模でそれぞれが裁量をもって営業活動をおこなっています。そのため、それぞれの営業マンの意思を忠実に反映したマーケティングやプロモーションを実行するのは至難の技です。さらに本社内でもより良い施策を求め、色々な意見やアドバイスが飛び交います。どれを取捨選択してどの方向に進むべきかを考えて提案するには、自分なりの軸が必要であると考えています。私たちの仕事は、そういった意思を同じベクトルとしてひとつの集合体にする役割を担っています。だからこそ「本部側の新しい取組みについて理解できるようになった」など、最前線の営業マンから寄せられる声は嬉しい限りです。
まずは、現在携わっているプロジェクトをやり遂げること。その先には海外営業やプロダクト営業など、まだ経験していない営業職に挑戦するという個人的な目標も描いています。将来的には、さまざまな市場における傾向・商流・考え方・環境・インフラを把握し、ジェネラリストとして営業戦略を考えられるような人材を目指しています。

○とある1日のスケジュールを表記しています。職務やプライベートの状況に合わせノー残業デーやフレックスタイム制度を活用しています。

c YAMAZAKI MAZAK CORPORATION. All Rights Reserved.